部屋数22に対して、なんと17もの貸切露天風呂。
毎分1300リットルという豊富な湯量の源泉を贅沢に掛け流す湯船には、24時間いつでも入浴可能。好きな人と好きなだけ温泉を堪能できる秘湯の宿、それが龍洞です。
チェックアウト後に個室食事処を15時まで利用できる<24時間STAY>というプランもあり、一度の滞在で全ての貸切風呂入浴にチャレンジなんていうのも楽しいかも知れません。
まずは宿の外観から。
あいにく宿泊した日は大雪で、御覧の通り、屋根の上がスゴい事になっておりました。
ちなみに宿泊棟はいくつかに分かれてまして、私の部屋のある棟からは、17ある貸切風呂のうち、10個の風呂に関しては離れた場所にあり、雪の中を歩いて行かねばならないのでした。
長靴を履いて、橋を渡ります。
寒々しい光景ですね。
でも、もうすぐ温泉に入れるという期待感が、体感温度を少し上げている気がします。途中に見られる敷地内の建物もこの通り、屋根が重そうです。雪が大きなマシュマロみたいに見えてきます。
ちなみに龍洞の温泉は単純泉で、 弱アルカリ性低張性高温泉という無色透明のお湯。その源泉温度76.1度とかなり高温です。
視線を変えると、反対側は野趣満点の雪景色。それにしても貸切風呂としてはもったいないくらいの広さ。
<みざる・きかざる・いわざる>のお猿たちも、頭に雪をかぶり、もはや手を擦り合わせて震えてるようにしか見えませんね。。。
ここは写真撮影だけにしました。
ちなみに浴槽外側のボタンを押すと、浴槽の底から星の様な無数の光が照らされるらしいです。<雅>という名の、川に面した檜風呂。
と、強い風と共に雪が吹き込んで来て、さっ、寒い! 状況は決して雅ではありませんでした。
こちらも川に面した薄暗い岩風呂で、何やら二体の小便小僧のような像が岩の上に立ってます。
実は河童の像でした。
という事で、風呂の名前も<河童>です。
<かわせみ>という、円形の陶器でできた風呂。
こちらは残念ながら、本日入浴不可でした。
<かじか>という川沿いの岩風呂。
薄暗い中に光が差す感じが妙に心地良く、つい長風呂になってしまいました。
こちらは<さえずり>という岩風呂。ここも写真撮影のみでパス。全部入浴したら、完璧にのぼせますね、これは。
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