元々ビーチリゾートとしての印象が強かったバリ島において、80年代から注目を集め出した内陸部のネイチャーリゾート地、ウブド。
その中を南北に伸びるウブド渓谷と間を流れるアユン川。
そのアユン川の畔を包み込むような、すり鉢状の斜面に建つロイヤル・ピタマハは、まさに大自然に囲まれた癒しのリゾートです。
施設全体にふんだんに石が用いられ、周囲の緑と調和するその自然な風合いは、さながら古代遺跡のような重厚感を醸し出しています。
ホテル到着後にまず案内されるのが見晴らし抜群のラウンジ。
ウェルカム・ドリンクを飲みながら、チェック・インの手続きです。
目の前に飛び込む雄大な自然。
眼下に流れるアユン川を囲むように、緑の生い茂る岩山がそびえています。
この景色を実際に見た時の感動は、今でも忘れられません。
ヴィラへ向かう小路。
両脇の石垣の所々に苔が生えてたりして、なんとも風情があります。
ヴィラへの入り口で出迎えてくれるのは、2匹の白いカエル君たち。
ん?門囲いの脇の壁面から何やら棒状の突起物が。。。
実は線香がたかれているんです。さり気ない演出です。
表の木扉を開けると、まるで寺院かなにかの入り口のような、<迫力のある>玄関が現れます。
玄関脇、石のレリーフ上には、さり気なく置かれた花びらが。。。
こんな些細な心配りが嬉しいものです。
手の込んだ彫刻が施された玄関の扉。
バリの伝統美術が垣間見えます。
ルーム・キーは、オリジナル?の南京錠です。
部屋に入ると、ベッドルームの高い天井から、大きな蚊帳がつり下がっています。
ベッドはキングサイズで充分な大きさ。
床はナチュラルな色調のフローリング。
ベッドルームからプライベート・プールを望む。
壁一面の端から端までがガラス戸になっていて、とても解放感があります。
ベッドルームとリビングとは、ドアなしの出入り口でつながっています。
重厚感がありながらも、柔らかな色合いの石張りの壁は、厚さが約30センチほどもあります。
リビングルームは、壁も床も石張りです。好きな体勢でくつろげるソファもイイ感じです。
石の床は、裸足で歩くとヒンヤリして気持ちいいです。
テレビもあるにはありますが、こういうリゾートに泊まる時くらいは、敢えてテレビは見ないというのもいいかも知れませんね。
こちらはバスルーム。ハート型のバスタブは、二人で入っても充分な大きさです。
背面の仕切りの裏側は、トイレとシャワーブースになっています。
扉で区切られていない事も、解放感を助長させる要素なのかも知れません。
リビングから垣間見えるプライベート・プール。
緑に囲まれた楕円形のプール。
石張りの床、きらめく水面、そして周囲を覆う緑とが絶妙な色彩のバランスで、見ているだけでも心地良良いプールです。