プーケットの南西端・美しいナイハーン・ビーチとプロンテプ岬を見渡す山肌の斜面に建つ、ザ・ロイヤル・プーケットヨットクラブ。
1987年の開業以来、何度かオーナーが変わりながらも、当時と変わらないその優美な姿を今に受け継ぐ、全室オーシャン・ビューの老舗ラグジュアリー・ホテルです。
到着の日、あろう事かバンコクからの飛行機に乗り遅れ、結果、深夜のチェックインとなってしまいました(悲)。
部屋に入ると、テーブル上にはウェルカム・フルーツが。
それにしても山盛りです。。。
一泊しかしないのに、こんなに食べ切れませんて。
室内のように見えるかも知れませんが、これ、バルコニーの一角です。
ソファーが置かれている所には屋根が付いていて、屋内の様な屋外という不思議な空間になっています。
ここで夜空の星を見ながら、この夜はそのまま眠ってしまいました。。。
実は、今回で3度目の宿泊なのですが、毎回ここで眠ってしまう程、個人的には心地良い空間です。
朝はこんな感じです。このスペースだけでも一部屋分ありそうな広さ。
ラタン製のソファとテラコッタ調の床の風合いがイイ感じです。
ソファーのスペースの先には、更にサンベッドとパラソルが。
最も部屋数の多い<デラックス・ルーム>というタイプの部屋ですが、このバルコニー部分だけでなんと40㎡の広さがあります。
全体で70㎡といいますから、実際のところ、部屋よりもこちらの方が広いんですね。
アングルを変えて反対側。
色鮮やかな植物が飾られたパティオの先に、アンダマン海が広がっています。
前面の囲いの高さが極限まで低くしてあり、視界が遮られないよう配慮されているんですね。
眼下のアンダマン海には、無数のヨットが停泊しています。
1987年の開業年には、プミポン国王の60歳の誕生日を記念して、アジア最大級のヨットレース「キングスカップ」の第1回が、このヨットクラブで開催されたそうです。
目線を左にずらすと、遠目に美しい弓なりのナイハーン・ビーチが見えます。
ちなみに、各部屋は見ての通り、斜面に沿って階段状に配置され、全室バルコニー付きのオーシャンビューとなっています。
一方、各戸の両サイドには通路が挟まれている為、壁一枚隔てて隣人の声が聞こえる等という事もなく、上手くプライバシーが保たれています。