たいち(たい焼き)
<行列のできるたい焼き屋>として知られる「根津のたいやき」先代のご長男が始めたお店。
薄皮のパリッとした食感と、たい焼き一枚ずつ独立した焼きゴテで丁寧に焼き上げる手法「一丁焼き」への拘りなど、 先代から受け継いだDNAは、脈々受け継がれているようです。
初音小路(はつねこうじ)
道幅2メートルあるか無いかという路地の先に、スナックやバー、居酒屋がひしめき合うナイト・スポット「初音小路」。
小空間に醸し出される場末感が、のんべえにはなんとも堪らなく心地良い佇まい。
初めての方は足を踏み入れにくいかも知れませんが、思い切ってお店の扉を開けてみましょう。
錻力(ブリキ)店 吉川
初音通りの朝倉彫塑館近く、年季の入った木造建築に美しい青銅色が一際目を惹くこの外観。実は谷中に代々続くブリキ職人さんで、建物は大正14年築とのこと。門前町らしい風情を今なお残す貴重な建築と言えるでしょう。
朝倉彫塑館
(あさくらちょうそかん)
谷中に来たら、まずは訪れて頂きたい文化財が、ここ朝倉彫塑館。
早稲田大学構内の大隈重信像を制作したことでも知られる彫塑家・朝倉文夫(故人)のアトリエ兼住居だった建物を一般開放した施設です。
実は、2009~2013年まで、なんと5年にも及ぶ保存修復工事の為に、ずっと閉館中だったのです。
展示作品もさることながら、登録有形文化財でもある情緒感漂う建築や、、、
国の名勝に指定されている、池を介した美しい中庭、、、
そして緑豊かな屋上庭園など、一日中ずっと佇んでいたくなるような趣ある空間がいっぱい。
屋上から谷中一帯が見渡せるというのも、この施設ならではの特典と言えるでしょう。
ぜひ一度、足を運んでみてください。
じねんじょ(薬膳カレー)
山芋をはじめ、桑の葉やカキの葉、スギナなどを用い、滋養強壮に効果ありという薬膳入りのカレーには、医食同源という言葉がぴったり。 実はこのお店のオーナーである生井隆明(なまい りゅうめい)氏は、知る人ぞ知る、日本でのストレス研究第一人者とも言われる方。 数十年前、ストレスによる心身障害の方の為の食事療法のメニューとして、この「薬膳カレー」を考案したのだとか。
谷中のトラモント
(イタリア料理)
初音通りの中ほど、気取らず気軽に料理とワインを楽しめる、 カジュアルな一軒家のイタリアン・レストラン。
千駄木や根津に比べてイタリア料理店が少ない谷中においては貴重な存在。
このお店の看板メニューは、トロトロに柔らかい頬肉に、1週間かけて仕込む極上の赤ワインソースをかけた逸品 「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」。
散策がてらのランチにもオススメのお店です。
香隣舎(こうりんしゃ)
築後100年を超えるこじんまりとした木造建築の元商家を再生し、今や町興しの基地的な存在にもなっているのがこちら香隣舎。 所有者の厚意により、地域のイベントなどにも貸し出されています。
観音寺・築地塀(ついじべい)
観音寺・築地塀は、江戸時代末期に築造された、長さ30m以上にも及ぶ練り壁で、登録有形文化財にも指定されています。
瓦と粘土を交互に積み重ねて、最上部に屋根瓦を葺いた趣ある造り。
寺町・谷中の風情を今に伝える、非常に存在感のある歴史的文化財といえます。
長安寺
(ちょうあんじ)
臨済宗のお寺で、明治初期の日本画家・狩野芳崖(かのうほうがい)の墓所があることでも知られています。
谷中七福神の礼所のひとつで、祀られているのは「寿老人(じゅろうじん)」、ご利益は「長寿」となっています。
韋駄天(いだてん)
:和食器・カフェ
普段使いの食器から大皿に至るまで、日本各地の作家ものが比較的お手頃価格で購入できる「和の器」のお店です。 古い建具や蔵戸、味わい深い塗り壁など、まるで陶器の展示ギャラリーのような店内の一角には喫茶コーナーもあり、落ち着いた雰囲気の中で器を眺めながらの喫茶が楽しめます。
すぺーす小倉屋(ギャラリー)
日暮里方面から、朝倉彫塑館を通って上野方面に抜ける、通称「初音の道」。
今なお門前町の名残が見られるこの高台の道を進んでいくと、やがて左手に見えてくるのがこちら「すぺーす小倉屋」。
入場無料で、土蔵も含めた建物見学はもとより、ここで生まれ育った伊藤としさん(故人)の描いた、なんとも温かみを感じる絵画の数々や絵葉書も見もの。
歴史的な建築だけに、内部の梁や天井、細部の造作など、建築フェチにとっても見どころが盛りだくさんで、ついつい長居してしまいそう。
寺町美術館
表通りから路地を少しだけ入った辺り、浮世絵の版画作品を中心に展示している、こじんまりとした美術館です。
入館料もお手頃で、散策の途中で気軽に立ち寄れます。
間間間(さんけんま)
:シェア空間・カフェ
大正8年(1919年)築の趣ある古民家を保存・活用し、ある時はカフェ、ある時はワークショップとして公開している「町の寄合所」的な存在の共有スペースです。 木の引き戸を開けると昔懐かしい土間空間と、いかにも「ちゃぶ台」と「ブラウン管テレビ」が似合いそうな、昭和レトロっぽい居間空間に心癒されます。
初音(はつね):骨董品
ちょっとした和風旅館のような趣ある門構えと、入口に至るまでの小空間の何ともいえない情緒的な佇まいが印象的な骨董品店。
店内にひしめき合う興味深い骨董品の数々に、しばし時を忘れて見入ってしまいそう。ミニ博物館ともいうべき、 趣深い骨董品店です。
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